Rifujinna kuni Nippon - Les leçons du Japon, un pays très incorrect - Vue large

Rifujinna kuni Nippon - Les leçons du Japon, un pays très incorrect -

Kawadeshobô shinsha

Jean-Marie Bouissou

41,90 € taxe incl.

fiche technique

Description

今日の日本は外国からどう見えているのか? 20年以上滞日経験のある著者がフランス人に向けて書いたベストセラーだが、日本人が読んだほうがはるかに面白い現代日本社会エッセイ。

痛快で辛口の現代日本論!
日本は外国からこう見られている!
——日本人はどこへ来てしまったのか?
グランゼコールの名門「パリ政治学院日本代表」の著者が在日20年以上の経験を生かして論じた日本社会の実態! フランスでベストセラー!

「理不尽」という言葉は本書のキーワードで、西欧的で合理的な考え方が根づいているフランス人から見ると、曖昧さを美徳にして売り物にする日本人は理不尽のオンパレードなのである。(本書「訳者あとがき」)
日本の政治、経済、社会、外交、教育、漫画、ポップカルチャー、女性問題など、幅広い視点から現代日本を辛口批評。

理不尽の極みは、普遍的な原理が日本では通じないという事実である。
幸いなことに、理不尽ではない「理にかなった」面もある。日本人は自身を軽蔑する代わりに、全体的な不満で憂さを晴らしているようで、集団的鬱状態の一歩手前なのである。
……「人生に対する満足度スケール」で、日本人はフランス人より30位も下の90位だ。
しかしそれでも、日本はうまく立ち回っている! きわめて理にかなったわがフランスを経済面で打ち負かすだけでは満足せず、フランス人以上に自分たちを愛しており、少なくともお互い、国の指導者も含めて我慢し合っているように見える。
(本書「序文」より)

◎ 日本では社会を分断するような公開討論が暗黙に抑えられている。
◎ 男女平等や身体障害者問題を担当する単独の専門大臣がいない。
◎ 先進国とはとても言えない「世界報道自由度ランキング」の低さ。
◎ 114位という世界でも最低レベルの「世界男女格差指数」。
◎ 移民に対して消極的で、難民にほとんど門戸を閉ざしている。
◎ 日本の人口はフランスの約2倍なのに、生活保護受給家庭は同数。
◎ 善と悪は絶対的な意味で存在せず、普遍的な原理が通じない。
しかしそれでも、理不尽な日本のほうがうまく立ち回っているのではないか?

Auteur Jean-Marie Bouissou
Editeur Kawadeshobô shinsha
Date de parution 20/03/2020
Pages 371 pages
Langue Japonais