Sabaku ga matchi ni hairikonda hi Vue large

Sabaku ga matchi ni hairikonda hi

Little More

30,52 € taxe incl.

Le Jour où le désert est entré dans la ville

fiche technique

Description

フランス各誌が驚愕!
「大事件」とまで評された、鮮烈なデビュー作。

こ の 距 離 が、 私 を 自 由 に し た。
あらたな「越境」小説集。

出身地である韓国を離れ、渡仏した若き鋭才、グカ・ハン。
選びとったフランス語でこの小説を書くことが、自分のための、独立運動だった。

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そこは幻想都市、ルオエス(LUOES)。人々は表情も言葉も失い、亡霊のように漂う。
「私」はそれらを遠巻きに眺め、流れに抗うように、移動している。
「逃亡」「反抗」「家出」、その先にある「出会い」と「発見」。
居場所も手がかりも与えてはくれない世界で、ルールを知らないゲームの中を歩く、8人の「私」の物語。
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登場人物は誰もがみな移動している。
ある街から別の街に向かう者もいれば、ある国から別の国に向かう者も、あるいはただ川を渡り、向こう側に行くだけの者もいる。
彼らは現実の世界と夢や幻想の世界を、生と死の間を行き来する。
そもそもこれらの短編は、作者である私が二つの言語の間を絶えず往復した成果だった。
(邦訳版書き下ろし「作者あとがき」より)

Auteur Guka Han
Traducteur Hara Masato
Editeur Little More
Date de parution 01/08/2020
Pages 162 pages
Langue Japonais
Titre original Le jour ou le désert est entré dans la ville