Description | 一語でも、誤訳は許されない――。ドラマのような法廷ノンフィクション!「判決重うなったんは、あんたのせいや!」劇場で見るような、怒り、涙、かけひき、ため息、飛びかう法律用語、適切な訳語への迷い――「裁判で通訳する」リアルを描き出す、胸を衝く法廷ノンフィクション。 ふたつの国の言葉のあいだに立って自分にできることをしたいと、法廷通訳の道を歩み始めた著者。けれど法廷では想像以上の困難が待っていた。「わたし、通訳いりません」「判決重うなったんは、あんたのせいや」「アナタ、モウ、イイ」劇場さながらの怒り、涙、かけひき。感情を殺し、一語一語を正確に訳そうとする自らの格闘と、言葉によって人の“生”があぶりだされる外国人裁判のリアルを、情感溢れる筆致で描くノンフィクション! |
Auteur | Chung Haeok |
Editeur | Kadokawa |
Date de parution | 15/05/2020 |
Pages | 316 pages |
Langue | Japonais |
Titre original | 法廷通訳人 |